「死者の日」のフムス

「死者の日」のフムス

「死者の日」と聞くとドキッとしてしまいますが、この日はメキシコ人にとっては大切な日。日本でいえば「お盆」のようなものなのです。迎え方が違うだけで、先祖や故人への思いは万国共通ですね。そして、この日に欠かせないモチーフがガイコツ「カラベラ」。ご紹介するレシピは、「死者の日」にぜひ作ってもらいたい、「ガイコツ」をイメージした「フムス」です。

4人前
作り方
  • 1.フムスを作る:
    アボカド、ひよこ豆、レモン汁、オイル、タヒーニ(ごまペースト)、にんにく、塩、こしょうをミキサーやフードプロセッサーででピューレ状にする。器に移しておく。
  • 2.飾り付け:
    長方形の皿にフムスを入れ、ボウルの外側の縁に2色のチップスを並べ、頭蓋骨の枠を作る。キュウリのスライス2枚を目の部分に置き、その周りを小さな半月切りのニンジンで囲んで「花」の形にする。
  • 3.半月切りをスライスしたブラックオリーブを5枚ずつ、キュウリの輪切りの上に円形に重なるようにのせ、瞳孔用に半月切りにしたオリーブをそれぞれのせる。残りの半分に切ったブラックオリーブ2個を使って鼻を作る。
    口の位置に半分に切ったひよこ豆6個ずつを歯のように2列に並べる。さやエンドウと赤ピーマンをその両側に交互に並べ、口を作る。
  • 4.丸い赤ピーマンを頭蓋骨の一番上に置き、その周りに涙型のオレンジピーマン3個とさやえんどう2個を交互に並べ、額の飾りにする。涙型の赤ピーマンを目のすぐ上と目の間に、エンドウ豆3粒を両目のすぐ上に置き、目の飾りとする。
  • 5.あごにニンジンの半月切りを3枚置き、その上に赤ピーマンのスライスを置いてあごを飾る。
  • 6.仕上げに、白髪ネギの容量で千切りにした青い部分のネギを氷水に入れ、カールし始めるまで冷やす。お好みでカールしたネギを顔のアクセントに使って飾る。
料理のコツ・ポイント

新鮮なメキシコ産アボカド、赤とオレンジのパプリカ、ニンジンの鮮やかな色彩の自家製フムスで、伝統的な「死者の日」を祝いましょう。また、ハロウィンをテーマにアレンジもできます。ピメント入りグリーンオリーブの輪切りを目に使ったり、涙型のピーマンを歯の下に置いて血のように見せたりすれば、ハロウィン風に大変身! アレンジ次第で、好みの一品に仕上がりますので、楽しんで作ってみてください。

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