メキシコ産
アボカドについて

世界最高品質のメキシコ産アボカド

メキシコは世界最初のアボカド生産地と言われています。 肥沃な火山性の土壌、理想的な気候、何世紀にもわたる専門家の研究で、メキシコはアボカドが年間を通して収穫できる世界で唯一の土地です。
全てのメキシコ産アボカドは丁寧に手摘みされ、国際基準を上回るパッケージで、新鮮なまま出荷されています。
メキシコ産アボカドの美味しさには、はっきりとした違いがあります。卓越した品質と豊かな味わいを誇る メキシコ産アボカドを是非毎日の食卓に!

アボカドと言えばメキシコ産!
イメージ画像:アボーゴ

アボカドといえばハス種

実はアボカドにはたくさんの品種が存在し、その中でも日本のアボカド市場で一番流通しているのが、「ハス種」のアボカドです。

ハス・アボカドの優れた点は、その美味しさだけでなく、育てやすさ、柔軟な作物スケジュール、耐久性、輸送や保存に強い特性など様々あります。また、コンパクトなハス・アボカドの木は、同じ面積に多くの木を植えることが出来、栽培作業も容易です。

ハス・アボカドの作付面積の増加により、メキシコは世界最大の生産国にして世界最大の消費国になりました。2010 年にメキシコでは134,325ヘクタールの土地に1,077,505トンの収穫がありました。世界最大のアボカド輸出国として、メキシコは2010年と2011年に359,360トンを輸出しました。これは63,408ヘクタールの畑から収穫されました。アメリカ合衆国に次いで、日本は第2位の輸出先となります。その輸出量33,429トンのメキシコ産アボカドは、日本のアボカド市場で一番の輸入元になっています。

メキシコ産アボカド
メキシコ産アボカドの品質と安全性へのこだわり

品質と安全性へのこだわり

メキシコ産アボカドは、メキシコ産アボカド生産者・輸出梱包業者協会(APEAM: The Avocado Producer and Exporting Packers Association of Mexico)の「乾物標準品質管理プログラム」に準拠し、すべての果樹園とパッキングハウスから最高品質のアボカドだけが出荷されています。
APEAMの要件を満たしていることを確認するために、第三者企業の検査官が果樹園ごとに果実の乾物含量を検査します。

また、メキシコ産アボカドは、どこよりも厳しい食品安全管理プログラムを活用しています。2009年、APEAMが投資した最先端技術によって、果実を生産した農園を1時間以内にトレースバックできるようになりました。

アボカドの歴史

アボカドの語源はアステカ語”ahuacatl”。メキシコは、アボカドが栽培された最初の土地とされています。紀元前1万年前のプエブラの洞窟でアボカドの痕跡が発見されました。
古代の人々は既にアボカドの亜種について知識がありました。フィレンツェの絵文書には3種のアボカドについて書かれています。それによるとアボカドにはメキシコ系、グアテマラ系、西インド諸島系があります。それら3品種はすべて学術名Persea americana(タブノキ・アメリカーナ)、つまりアボカドです。

歴史家にしてフェリペ2世の医師でもあった、サンフランシスコ ・ ヘルナンデス博士は、著書「新しいスペインの植物の歴史」で、このメキシコの植物について次のように書いています。「アボカドの木は大きく、レモンよりも幅広く強靭な濃い緑の葉がある。花は白と黄色で、大きな卵のような形の実がなる。その実の外観は黒く、中は緑でクリーミーなグリーンナッツ風味である。食べると食欲と精液量を増幅させる。種子は赤みがかった白色で鳩の卵ほどのサイズでアーモンドに似たオイルが生成される。このオイルは、発疹と傷に効く。」

アボカドの歴史
アボカド果樹園 アボカドの品種

植民地時代にスペイン人はアボカドを他のアメリカ諸国やヨーロッパに紹介しました。19世紀の終わりから20 世紀初頭にかけて、アボカドはメキシコや西インド諸島で栽培されていました。
その後、最初のアボカド果樹園が設立され、接ぎ木の技術伝播やフエルテ・アボカドの発見などがされます。1950〜1970年代、様々な品種の栽培が始まりました。リンコン、リンコンホール、ルーラ、グラナ、ワーツ、エランドル、フエルテ、ベーコン、クリオージョなど。最後の3つの品種は、今も一般的です。

1963年、初めてのハス・アボカドの商業果樹園が設立されました。これらの果樹園は18,000-20,000本のアボカドを栽培する生産力を持ち、その蕾はサンタ・ポーラやアメリカのカリフォルニア州からもたらされました。これにより、ハス・アボカドの生産量は、メキシコ国内におけるフエルテ・アボカドをはじめとする他のアボカドの生産量を逆転するに至りました。

ハス・アボカドの作付面積の増加により、メキシコは世界最大の生産国にして世界最大の消費国になりました。2010 年にメキシコでは134,325ヘクタールの土地に1,077,505トンの収穫がありました。
世界最大のアボカド輸出国として、メキシコは2010年と2011年に359,360トンを輸出しました。これは63,408ヘクタールの畑から収穫されました。アメリカ合衆国に次いで、日本は第2位の輸出先となります。その輸出量33,429トンのメキシコ産アボカドは、日本のアボカド市場で一番の輸入元になっています。

アボカドの生産地 メキシコ・ミチョアカン州

1990年代以降、ミチョアカン州はメキシコ産アボカドの85%以上を生産する一大拠点となりました。メキシコにおけるアボカドの作付面積の79 %は、ミチョアカン州にあり、その面積は107,058ヘクタールもあります。

アボカドが育つミチョアカン州には1300以上の火山がありますが、パリクティン火山は最大のものです。

アボカドの芽と実が両方同時に同じ木に発生します。これはメキシコのハス・アボカドの木のユニークな特徴です。