メキシコのクリスマスは、かつてスペインの植民地だったことから、文化の影響を色濃く受けており、アメリカなどの伝統的なクリスマスとは少し違った習慣があります。それでも、クリスマスが大切な祝日であることに変わりはありません。
メキシコでクリスマスに食べているものや、メキシコ料理に欠かせないアボカドを使ったおすすめのクリスマスパーティーメニューをご紹介します。
12月初旬から1月6日までの長い期間がクリスマスシーズンに当たります。12月16日からNochebuena(ノチェブエナ)=クリスマスイブの12月24日まではパレードをし、その後はみんなで食事やゲームを楽しむのだとか。
24日には、ビーツ、リンゴ、ザクロの種などをレタスにのせた「エンサラダデノチェブエナ」というサラダがよく食べられています。そこに合わせるドリンクは、シナモン風味のホットフルーツポンチが一般的です。
また、メキシコのサンタクロースがやってくる1月6日にも家族や友人が集まり、砂糖漬けの果物で飾られた甘いパン「ロスカデレジェス」を食べるのが通例となっています。
そしてもちろん、メキシコの定番・アボカドを使った料理も食べられています。
アボカドがあれば、クリスマスパーティー料理にフル活用できます。
アボカドのきれいなグリーンはクリスマスツリーの色と重なるので、クリスマス用のメニューにぴったり。そしてアボカドは味に癖がないので、おつまみやサラダ、スイーツにも使え、クリーミーさやまろやかな味わいを添えてくれます。
ここではアボカドのスライスを並べるだけの簡単なサラダや、ワカモレの盛り付け方を工夫してクリスマス仕様にしたおつまみなど、おすすめのレシピをまとめてご紹介。家族や友人がそろって作ったり食べたりを楽しめるスペシャルメニューなので、ぜひ参考にしてください。
ワカモレをクラッカーに盛り、コリアンダーや赤ピーマンで飾ってクリスマスツリーのようにするレシピです。冷蔵庫で冷やす時間を除けば、作業時間は20分程度。パーティー前にサッと用意できます。
アボカドのスライスをクリスマスツリーのように並べたサラダです。チリビネグレットソースも、材料をボトルに入れて振るだけで完成するのでとても簡単。お子さんと一緒に作るのもおすすめです。
ツリーの形をしたミニサイズのピザ。アボカドやほうれん草で作るソースと、赤ピーマンかチェリートマトのトッピングがまさにクリスマスカラーです。かわいらしい見た目にお子さんがきっと喜び、大人はワインなどと合わせて楽しめる、パーティーにぴったりの一品です。
アボカドやチェリートマト、にんじんなどをカットして並べたサラダ。とてもカラフルなので、食卓に華やかさを添えてくれます。クリーミーなアボカドやピリッとしたマスタードなどが混ざったディジョンドレッシングをかけてどうぞ。
アボカドといちごチーズなど少ない材料で作れるおやつ。材料をカットして串に刺すだけなので、あっという間に完成します。いちごとチーズがサンタクロースの帽子のようで、クリスマスの前菜やおやつにぴったりです。
アボカドとオート麦を小麦粉に混ぜて作るチョコレートチップクッキー。刻んだピーカンナッツの食感がアクセントです。見た目もかわいらしいので、クリスマスのギフトにするのもおすすめ。
続いても、アボカドとオート麦で作るおやつ。こちらは小麦粉を使っていないので糖質が控えめなのもポイントです。材料を混ぜていき、型に入れてオーブンで焼くだけで完成。ミックスベリーが華やかでおしゃれなおやつです。