脂質たっぷりのアボカドが心臓に良い?
高カロリーで脂質が多いことでも知られるアボカドですが、実は心臓に良い果物だといったら、驚く方もいるかもしれません。一般的には心臓の健康には低脂肪ダイエットが重要であると言われていますが、それは必ずしも正確ではありません。低脂肪と無脂肪は同じではなく、脂肪が無い方が良いというわけではないのです。
アボカドには身体に良い脂質が豊富で、コレステロールは0
アボカドに含まれている不飽和脂肪酸または多価不飽和脂肪酸は、「良い脂質」と言われており、身体の栄養摂取を助けてくれます。また、アボカドを食べることで、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸といった「悪い脂質」ではなく、「良い脂質」を摂取する食生活にシフトすることにもつながります。アボカドを1/3個(約50g *1)食べるごとに、5gの不飽和脂肪酸と1gの多価不飽和脂肪酸を摂取することができます。
飽和脂肪酸とトランス脂肪酸といった「悪い脂質」を多く食べ続けている場合、心臓に問題を引き起こす可能性があります。一方、アボカドの脂肪の75%以上が「良い脂質」です。なんとコレステロールも0ですが、メリットはそれだけではありません。アボカドは低糖質で、1/3個(50g*1)あたり3gの食物繊維も含む優れた繊維源なのです。
そして、アボカドのもう1つのメリットとして、食事に加えるのがとても簡単なことが挙げられます。アボカドはさまざまな用途に使え、伝統的な食事から最新のトレンド食にまで合わせられ、もちろん単体でもおいしく食べられます。こちらのサイトでは数多くのアボカドとワカモレのレシピを紹介しています。また、アボカド簡単HOW TOページを見れば食べごろのアボカドの選び方やきれいにカットする方法もわかります。ぜひチェックしてみてください。
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アボカドの栄養と効能*1 栄養表示や重さは米国を基準にしています。最新版の日本語訳を掲載しておりますが、編集作業に伴うタイム・ラグが生じている場合もあります。
出所:
https://avocadosfrommexico.com/blog/nutrition/avocados-heart-healthy/