アボカド情報や栽培日記は、
以下で更新しています。
アボカドを食べた後、そのアボカドの種をそのまま捨てていますか?ちょっと待ってください。アボカドは種から栽培するのは、実は簡単なのです。とはいえ、アボカドは暖かいメキシコが本場の植物。日本でのアボカドの栽培は少しコツも必要です。そんなコツを、本場メキシコのアボカド生産者の情報を元にご紹介します。
アボカドの木は、強い日光のある場所(メキシコですね!)でよく育つ熱帯・亜熱帯気候の常緑樹です。アボカドの木は通常は高さ3-9メートル程度ですが、大きくなると、なんと高さ18m、幅10m程度にまで育つ可能性があります。
アボカドは、屋内でも戸外でも育ちますが、寒さにそこまで強くないです。日本の場合、お住まいの地域の冬の寒さによります。屋内にて観葉植物として育てることをおすすめします。結実(実を成らせる)のは、一般家庭では難しいですが、種の水耕栽培から、観葉植物として育てていくのは手軽にできますよ。
アボカドは温暖な気候で良く育ちます。日本の場合、冬でも暖かい地域なら戸外でも良いですが、冬は寒いという場合は、屋内の観葉植物として育てるのがおすすめです。
アボカドの生育には15~29度位の間が適しています。種や若い木は、春に植えるのがおすすめです。寒さは苦手なので、日本の屋外の場合は、風当りには気を付けましょう。
アボカドの栽培には日光が必要です。アボカドの木はある程度の日陰を許容しますが、理想的な条件は、適度な温度、適度な湿度、および十分な直射日光です。
土壌pHは、6〜6.5の間がおすすめです。粘土質の土に植えたい場合は、種の周りを小山にして、木を持ち上げるような形で水はけを良くすると良いでしょう。
アボカドの木の世話はそれにたくさんの水を与えることを意味します。週に2〜3回、土をよく湿らせると良いでしょう(冬は週1回など調整下さい)。
アボカドの木がまだ若い時は、毎年220〜450グラムの窒素肥料を与えると良いでしょう。普通の観葉植物肥料で大丈夫です。
病気になった枝葉以外は、剪定はほとんど必要ありませんが、害虫がいたり、風通しや枝付きを調整したい時は、剪定してください。また、庭などに地植えする場合は、大きくなりすぎないように剪定すると良いでしょう。
葉の斑点や根の斑点などの病気や、ハダニ、カイガラムシ、アザミウマなどの害虫に注意してください。(風通しを良くするために剪定すると良いです)
根を傷めないように注意してください。そのため、根の周りの土はある程度残して植え替えると良いです。鉢に対して根が伸びすぎると根腐れすることもあるので、大きくなってきたら、鉢の底を見て、根が底穴から出すぎていないかなどチェックしてください。
結実させるには、屋外で十分な日の光を当てること、また、雄しべと雌しべの成熟期が異なる中、受粉させる必要があります。そのため、複数栽培をしないとならず、一般のご家庭で実を作るのはなかなか難しいです。観葉植物として楽しむことをおすすめします。
アボカドを種から育てる場合は、水耕栽培で始めるのがおすすめ。ヒヤシンスのようなイメージです。入れ物は、ビンでもコップでも良いので、家にあるもので手軽に始められます。そんなアボカドの種の水耕栽培の仕方をご紹介します。
アボカドの種に爪楊枝をさして、水を入れたビンに置きましょう。根が生えてきます。
上から芽も生えてきたら、根を傷めないように、鉢に植え替えましょう。
水を切らさないようにしましょう。育っていくのを楽しんでください。
葉っぱが生えてくると、立派な観葉植物に。寒さには注意しましょう。
実際にアボカドを種から育ててみた
日本人スタッフが、実際に日本でアボカドの種を水耕栽培から育てて見た「アボカド栽培日記」です。
メキシコとの違いから、途中で枯れそうになったり、根や芽が出なかったりといったアボカドの種の成長記録を、そのまま記録していますので、これからの皆さんも参考にしたり、「私も大丈夫だ!」と勇気付けられたりするかもしれません。
Instagramで行った、アボカド栽培フォトコンテストのみなさんの投稿を一部抜粋して、ご紹介します。まだアボカドを栽培したことがない方も、是非チャレンジしてみて下さい。