メキシコ産アボカドの投稿は
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近年ではスーパーフードとして日本でも人気者のアボカド。みなさんへ届くまでのプロセスは、単にアボカド農園の木になっているものを収穫し、そのまま箱詰めされて各国へ輸送されていると思っていませんか?
ここまでメキシコ産のアボカドが日本で、そして世界中で愛されるようになったのは、メキシコのアボカド栽培に携わる方々の情熱、そして栽培地域における自然への感謝の気持ちがあるから。なにより環境への影響こそ、今後も私たちの食卓に上がり続けるために考えるべき重要な課題でもあります。
メキシコのアボカド産業はどのような取り組みをしているのでしょう?持続可能な産業の実現のために行っている、メキシコのアボカド産業におけるサステナブルな取り組みについてのコミットメントをご紹介していきます。
メキシコのアボカド産業は、果樹園から消費者の食卓に至るまで、持続可能性と品質にコミットし、同時にメキシコのアボカド・ランドスケープにおける森林破壊実質ゼロ、生態系の保全や繁栄の実現に取り組んでいます。その多岐に亘るビジョンを見ていきましょう。
アボカド・ランドスケープ全体の環境管理を強化するための長期的な戦略をご紹介します。
まずは、アボカドの持続可能な未来のために、次に掲げる4つの優先分野におけるコミットメントをご覧ください。
*水 未来の世代のために、利用可能な水と水質を守る
持続可能な水資源管理プログラムによる水の管理体制の強化を2026年までに実行します
*生物多様性 多様な動植物と健全な生態系を保護、管理、回復
生物多様性を保全し、生態系の連結性を高め、地域の生態系を保護・回復するための行動計画を2025年に導入します
*気候 アボカドの景観における環境管理を通じて、回復力のある未来をサポート
2035年までに環境への影響を削減し、炭素隔離を強化することでカーボンフットプリント・ネットゼロへの道を切り開いていきます
*森林破壊 森林破壊のネットゼロを目指し、森林と生態系のつながりを保護・回復
2035年までに政府当局と協力し森林破壊ネットゼロを達成します
では、次に5つのサステナビリティ戦略を見ていきましょう。「サステナビリティへの道」と題した包括的な持続可能性の戦略であり、5つの相互依存するプログラムに焦点を当てています。
1. 持続可能性のためのコーポレート・ガバナンス
▶サステナビリティの文化を促進する組織インフラの構築
2. 持続可能な果樹園
▶果樹園から食卓まで、持続可能性を統合した生産方法の実現
3.出荷工場での持続可能性
▶アボカド流通とマーケティングのあらゆる側面における持続可能性の確立
4. 持続可能な流通とマーケティング
▶アボカド流通とマーケティングのあらゆる側面における持続可能性の確立
5. 生物多様性、森林、流域の保全
▶自然環境の修復と保護
日々、何気なく手に取り、美味しく食べているメキシコ産アボカド。生産者たちのたゆまぬ努力や様々なプロセスを経て、我々に届いていることを認識するにつけ、気候変動や地球の環境変化も他人事ではなく、身近で消費している物にも関わっていることに改めて考えさせられます。
もしかしたら遅いかもしれない、そんな思いに駆られながらも、世界中の人々が、毎日手にし、口に入れるものの由来や処理の仕方ひとつで何かが変化することを意識すれば、明るい未来につながるのかもしれません。
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